ジンベース
2014年06月16日
ウェディングカクテルとしても大人気 オレンジ・ブロッサムの作り方
カクテル「オレンジ・ブロッサム」の作り方・レシピ
ジンとオレンジの絶妙なコラボを楽しみたいカクテル
「純潔」という花言葉をもつオレンジの花は、ウェディングドレスの飾りや結婚式場・披露宴会場のオブジェとしても人気がある。またそのあたりから、お酒好きのカップルではこのカクテルを披露宴やウェディングパーティーのアペリティフとして選ぶことも多い。ところが、この清らかな印象と名前のオレンジ・ブロッサム、以外にも始まりは禁酒法時代、ご多分にもれず法の目を欺くために作られたカクテルだとか。それもお酒を飲みたい「純の心」ということだろうか。
オレンジ・ブロッサムのレシピ
【材料・用具・グラス】ジン 2/3
オレンジジュース 1/3
シェーカー、カクテル・グラス
【作り方】
1.シェーカーにドライ・ジン、オレンジジュース、氷(8~9分目まで)を入れ、シェークする。
2.カクテル・グラスに1を注ぐ。
スクリュードライバーのジン版といった感じのこのカクテルだが、ショート・ドリンクなのでアルコールはやや高め。クラッシュド・アイスやソーダ水を加えても良い。
2014年05月28日
南の島にぴったりな日本生まれの恋のカクテル。青い珊瑚礁をおいしく作るレシピ
カクテル「青い珊瑚礁」の作り方・レシピ
南国の海を思い浮かべて楽しみたいカクテル
1950年の第2回オール・ジャパンドリンクス・コンクールの優勝作品。作者は名古屋市の鹿野彦司氏。ペパーミントグリーンの深い色合いを南国の海に、赤いチェリーを美しい島、サンゴ礁に見立てた色合い鮮やかなカクテルで、ペパーミントの爽快感とジンの味わいが合わさり、口当たりのスッキリとした飲み口となっている。このカクテルを飲みながら、南の島の恋のお話を思い出してみてはいかかだろう。
青い珊瑚礁のレシピ
【材料・用具・グラス】ジン 2/3
ペパーミント(グリーン) 1/3
マラスキーノ・チェリー 1個
シェーカー、カクテル・グラス
【作り方】
1.シェーカーにジン、ペパーミント、氷(8~9分目まで)を入れ、シェークする。
2.カクテル・グラスにマラスキーノ・チェリーを飾り、1を注ぐ。
ペパーミント・グリーンを使って、南国の海を見事に再現したこのカクテル、クラッシュド・アイスを使って、ミント・フラッペ風に楽しむというやり方もあるので、試してみては。
2014年05月21日
ジンベースの爽やかなカクテルが楽しみたいならトム・コリンズがおすすめ トム・コリンズを家で楽しむためのレシピ
カクテル「トム・コリンズ」の作り方・レシピ
トールグラスで楽しみたいカクテル
19世紀、ロンドンのリーマンズ・クラブでヘッド・ウェタ―をしていたジョン・コリンズによって作られたカクテル。当初はジョン・コリンズという名前で呼ばれ、オランダ産のジュネバ・ジンをベースにしていたが、その後、イギリス産のオールド・トム・ジンを使ったものが人気を集めるようになり、トム・コリンズと呼ばれるようになった。現在はウイスキーベースのものがジョン・コリンズと呼ばれている。
トム・コリンズのレシピ
【材料・用具・グラス】ジン 45ml
レモン・ジュース 20ml
シュガーシロップ 2tps.
ソーダー水 適量
スライスレモン 1枚
マラスキーノ・チェリー 1個
バー・スプーン、コリンズ・グラス
【作り方】
1.氷(5個~6個)を入れたコリンズ・グラスにジンからシュガー・シロップまでの材料を入れ、ステアする。
2.ソーダー水を1に8分目ぐらいまで入れ、軽くステアする。
3.スライスレモンとマラスキーノ・チェリーを飾る。
このカクテルはジョン・コリンズの他にも、カーネル・コリンズ(バーボン)、ペドロ・コリンズ(ラム)、ピエール・コリンズ(ブランデー)など、ベースが変わるとその名前も変わる。
2013年12月14日
バリエーションもいっぱい。ブロンクスのおいしいレシピ
カクテル「ブロンクス」の作り方・レシピ
禁酒法時代からの歴史あるカクテル
禁酒法時代のアメリカ、警察の目をごまかして密造酒を飲むため、あの手この手で工夫されたカクテルが今も多く残っているが、このブロンクスもその一つ。ペンシルバニア州のビリー・マロイによって作られたこのカクテルは、有名な動物園のあるニューヨーク北部の街ブロンクスに由来している。古くから飲まれているカクテルだけにアレンジの数も豊富。
ブロンクスのレシピ
【材料・用具・グラス】ドライ・ジン 1/4
ドライ・ベルモット 1/4
スイート・ベルモット 1/4
オレンジジュース 1/4
オレンジ・キュラソー 1tsp.
シェーカー、カクテル・グラス
【作り方】
1.シェーカーにドライ・ジンからオレンジ・キュラソーまでの材料と氷(8~9分目)を入れ、シェークする。
2.カクテル・グラスに1を注ぐ。
バリエーションの多いこのカクテル、卵黄を加えたゴールデン・ブロンクスや、卵白を加えたシルバー・ブロンクス、パイナップルジュースを使ったブロンクス・パイナップルなどがある。
2013年11月30日
日本発祥で世界で愛されるカクテルはいかが?ミリオン・ダラーのレシピ
カクテル「ミリオン・ダラー」の作り方・レシピ
日本発。世界中で愛されている日本生まれてのカクテル
日本から世界に広まったカクテルの中でもっとも有名なものといえる。創案者はバンブーの作者でもある横浜のグランド・ホテルのバーテンダーであった、ルイス・エビンガー。そして、1922年に作られたこのカクテルを初めて日本人で作ったのが、日本のバーテンダーの先駆者、浜田昌吾である。
ミリオン・ダラーのレシピ
【材料・用具・グラス】ドライ・ジン 1/3
パイナップルジュース 1/3
レモンジュース 1tsp.
グレナデン・シロップ 1tsp.
卵白 1個分
スライス・パイナップル 1枚
シェーカー、ボウル、シャンパン・グラス
【作り方】
1.卵白のみを使うため卵を割り、卵白と卵黄をボウルなどに分ける。シェーカーにドライジンから卵白までの材料と氷(8分目から9分目)を入れ、シェークする。
2.シャンパン・グラスに1を注ぐ。
3.2にスライス・パイナップルを飾る。
百万ドルという名のこのカクテル、日本では大正時代から人気があり、当時はオールド・トム・ジンが使われていた。ドライ志向の今だが、たまにはアンチ・ドライになってみるものどうだろうか?